皮革用語詳細

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用語
菜種油 --なたねあぶら、なたねゆ--
Rapeseed oil
意味
 セイヨウアブラナから採取した植物油脂。微黄色の液体で、脂肪酸組成は、エルカ酸(C22:1) 25~48%、オレイン酸(C18:1) 13~51%、リノール酸(C18:2) 20~27%、リノレン酸(C18:3) 8~16%である。エルカ酸は毒性があるため、品種改良されてエルカ酸の存在しないキャノーラ油が食用油として流通している。菜種油は古くから姫路白鞣し革製造用に使用されてきた。酸化されやすい不飽和脂肪酸量が多い。