皮革用語詳細

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用語
ミシシッピーワニ 
American Alligator
意味
学名はAlligator mississippiensis。商業名はアリゲーター。口を閉じると下がく(顎)歯が見えなくなるアリゲーター科のワニである。アメリカ南部のルイジアナ、フロリダ両州の沼や河川に生息。北部個体群は冬に横穴の中で冬眠を行う。1950年代に乱獲と生息地の破壊により深刻な絶滅の危機に瀕したが、1967年から米国連邦政府により絶滅危惧種に指定され、政府と各州が連携して生息地の保全、ワニ猟の禁止、養殖場設置の奨励などの対策がとられ、その結果、生息個体が回復し、1987年には米国絶滅危機種リストから除外された。
特徴としては、全体に胴が長く、腹部のうろこの形状はクロコダイルに比べ、やや長めの長方形をしている。養殖も大規模に行われていて、世界で最も多く取引されており、革はハンドバッグ、小物、ベルト、カーボーイブーツ、時計バンドなどの材料として使用される。