皮革用語詳細
用語
りん(鱗)板
--りんばん--
Scute
意味
は虫類のうろこ(鱗)がくっついて板状になったもので、角質板<かくしつばん>ともいう。カメの甲羅の表面をおおっているのが鱗板である。ワニは、後頭部にあたるところにある「後頭りん板」、頸部(頭と胴体とをつないでいる部分)にある特徴的な隆起のある「頸りん板」、背の部分にある「背りん板」がある。後頭りん板、頸りん板、背りん板の順で並んでいる。皮革業界では、頸りん板を「クラウン」と呼んでいる。
≪イリエワニの背(頸りん板、背りん板)≫