接着剤
- 読み方
- せっちゃくざい
- 英語
- Adhesive(Glue)
- 意味
- 2つ以上の物体を接合するために使用する物質。接着とは、二つの面が化学的あるいは物理的な力、あるいはその両者によって一体化された状態である。接着剤の成分は下のように多様であるが、接着剤の大量生産は、にかわから始まり、天然ゴム、でんぷん、カゼインなど天然物が主体であった。現在では様々な合成接着剤が種々の用途に応じて用いられている。主成分はエラストマーや合成樹脂などの高分子物質であるが、接着される材質や接着後の実用条件を考え接着剤の種類を決定する。
1)無機系接着剤: シリカ系接着剤、セラミック、セメント、はんだ、水ガラス
2)有機系接着剤
天然系接着剤: アスファルト、アラビアガム、アルブミン、漆、カゼイン接着剤、
カゼイン系接着剤、デンプン系接着剤、にかわ、フィブリン接着剤
天然ゴムラテックス接着剤
合成系接着剤:アクリル樹脂系接着剤、アクリル樹脂エマルション接着剤、
ウレタン樹脂系接着剤、エチレン-酢酸ビニル樹脂エマルション接着剤、
エポキシ樹脂系接着剤、エポキシ樹脂エマルション接着剤、塩化ビニ
ル樹脂溶剤系接着剤、酢酸ビニル樹脂エマルション接着剤、シアノア
クリレート系接着剤、シリコーン系接着剤など