剥離接着強さ
- 読み方
- はくりせっちゃくつよさ
- 英語
- Peel adhesion strength(Peel bond strength)
- 意味
- 革とほかの材料(革、布、金属箔、塗料など)間の接着接合部の剥離強さを表す。接合材料の単位接着面の単位幅当たりにおける剥離に要する荷重、剥離面での破壊状態で評価する。
革ではJIS K 6555:1995で規定され、剥離のために必要な荷重及び革からの剥離状態、仕上げ塗膜の層間剥離で評価される。靴では材料間の剥離接着強さが重要であり、JIS S 5050:1995で表底の剥離強さが規定されている。接着剤ではJIS K 6854-1~4 :1999剥離接着強さに規格があり、90度剥離、180度剥離、T型剥離、浮動ローラ法が定められている。
- 関連リンク
- 仕上げ塗膜の剥離強さ試験