ワシントン条約
- 読み方
- ワシントンじょうやく
- 英語
- CITES, Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora
- 意味
- 正式名称は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約、通常、上記頭文字を取って”CITES” (サイテス)と呼ばれている。1973年にアメリカのワシントンに、世界81ヶ国の代表が集まり「野生動植物保護条約」を結んだことがCITESの始まりであることから、日本では通常ワシントン条約と呼ばれている。この条約締約国は、日本を含め175ヶ国である(2011年1月現在)。
規制対象とする動植物の種は、
付属書I:絶滅のおそれがあり商取引が禁止されているもの(ただし、養殖された種でCITES事務局に登録された養殖場で育てられた動植物は、取引が可能である)。
付属書II:必ずしも絶滅のおそれはないが規制を要するもの。
付属書III:締約国が自国内で規制を行う必要があると認め、かつ、取引の規制のために、ほかの締約国の協力が必要であると認める種が掲げられている。取引にはCITES許可書が必要である。