HSコード
- 読み方
- エッチエスコード
- 英語
- HS Code:Harmonized Commodity Description and Coding System
- 意味
- 国際貿易商品の名称及び分類を世界的に統一する目的のために作られた、6桁のコード番号のこと。2009年10月現在、世界関税機構のもと、日本を含む主要貿易国など136の国とECがこの条約の加盟国であり、また、非加盟ながらHS準拠をしている国を含めると、HS適用国、地域は約200（世界貿易量のほぼ98 ％を担う）に達している。日本の輸入税率は関税定率法、別表である実行関税率表に一括記載されているが、この関税率表はHS条約の付属書である「HS品目表」に基づいた6桁のHSコードに、日本独自の細分をするための3桁を付加した全9桁で作成され、正式には「輸出入統計品目番号」という。各国の関税率表のコードで上から6桁が同一ならば、それは同一品目を示しているので、現地語が全く分からない国で現地語の関税率表から輸入税率を調べる場合でも、日本の関税率表のコードと対比させれば容易に税率が分かるなどの便利さがある。
皮革に関連する分類項目は以下のとおりである。
第32類3201～3215：鞣しエキス、染色エキス、タンニン及びその誘導体、染料、顔料のその他の着色料、ペイント、ワニス、パテその他のマスチック並びにインキ。
第41類4101～4111：原皮(毛皮を除く)及び革。
第42類4201～4106：革製品及び動物用装着具及び旅行用具、ハンドバッグその他これに類する容器並びに腸の製品。
