欧州標準化委員会

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意味: 1961年に欧州18カ国の標準化機関が参加し創設した標準化機関。現在31カ国が加入している。その任務は世界貿易における欧州経済を発展させ、欧州市民の福祉と環境を高めることである。 CENは欧州における主要な欧州規格（EN：European Norm）や技術文書を発行している。ISOとCENの間で1991年に規格開発における相互の技術協力に関する協定が結ばれた（ウィーン協定）。ウィーン協定では、共同で規格を検討することが定められ、CENによるDIS（Draft International Standard, 国際規格原案）の作成が認められている。そのため、非欧州メンバーはオブザーバーとして出席できるが、CENがISOにDISを提出するまで国際規格策定に関与しにくいという問題点がある。皮革分野についてはCEN/TC 289/ WG1、WG2、WG3があり、基本的に年2回開催されている。このワーキンググループはIULTCSのIUC、IUP、IUFと共同で会議が開催されている。日本も2011年からCEN TC 289のオブザーバーとして認められた。