関税
- 読み方
- かんぜい
- 英語
- Custom duties(Tariff)
- 意味
- 輸出入又は自国を通過する貨物に課せられる租税。先進国ではほとんど輸入貨物に限られており、その目的は、財政及び国内産業保護である。輸入貨物の個数、重さ、長さ、容積などを課税標準とする税率を従量税という。価格を標準とするものを従価税といい、日本ではこれが大部分を占める。輸出税は主として発展途上国で行われているようである。税率には相手国、条約などにより様々のものがある。現在では世界的に関税を低くして貿易を盛んにする国際的な動きがある。
特恵関税は、開発途上国の工業化と経済発展の促進を図るため、開発途上国から輸入される一定の産品に対し、一般の関税率 よりも低い税率(特恵税率)を適用する制度。
- 関連リンク
- 保税制度