吸湿度試験
- 読み方
- きゅうしつどしけん
- 英語
- Testing method for water vapor absorption
- 意味
- 物質の水蒸気吸着性能を評価する方法。革試験片を標準状態より高い一定相対湿度の空気中において平衡に達した後の重量増加を吸湿量として測定する。通常、値は試験片の面積当たり又は体積当たりで表示する。
JIS K 6544:1977に規定されており、20 ℃、相対湿度52%で72時間以上平衡させた革を20 ℃、相対湿度79 %に移し、72時間以上静置し平衡に達した時の革の重量増を測定する。
ISOではISO 17229:2002 (IULTCS/IUP 42)で規定されている。20 ℃、相対湿度65 %あるいは23 ℃、相対湿度50 %で平衡させた革を、50 mlの蒸留水を入れた円筒形容器中に、高湿度にさらされる面を下向きに濡れないように置く。8時間静置した後の革の重量増を測定し吸湿度を算出する。