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5.革手袋の種類と縫製法
Ⅰ.革手袋の種類
A)服飾用手袋
1)紳士用・・羊革、山羊革、豚革、牛革を中心に鹿革、ペッカリー革なども使われる。
2)婦人用・・仔羊革(ラム)、羊革(シープ)、を中心に仔山羊革(キッド)、牛革、豚革、ペッカリー革も使われる。
B)スポーツ用手袋
1)ゴルフ手袋・・中心素材はエチオピア、インドネシア産のヘアーシープが多く使われる。
2)バッティング手袋・・中心素材は羊革(シープ)で、牛革、山羊革(ゴート)も使われる。
3)オートバイ手袋・・中心素材は牛革、山羊革で鹿革も使われる。
4)スキー手袋・・中心素材は牛革で、羊革、山羊革も使われる。
5)アウトドアー手袋・・中心素材は牛革で、山羊革、豚革、鹿革も使われる。
6)その他・・ドライブ、自転車、釣り、乗馬、など多くのスポーツに革手袋が使われる。
C)特殊作業用手袋
1)パイロット用手袋・・羊革を中心に作られる。
2)レスキュー用手袋・・羊革、牛革、山羊革を中心に作られる。
Ⅱ.革服飾用手袋の基本パターン
図1)口丸 ・・手袋の挿入口が円筒状の手袋
図2)横開き・・側面にスリットがある手袋
図3)背開き・・甲側の裾にスリットがある手袋
図4)前開き・・掌側の裾にスリットがある手袋
Ⅲ.革手袋縫製の基本パターン
図1)松井縫い・・針が水平に動く松井縫いミシンを使い、部材をつきあわせて纏うように縫う。
図2)ピケ縫い・・本縫いミシンを使い、基本的には甲側に縫い目を出し、掌側は縫い目が見えない縫い方。
図3)フルピケ縫い・・専用ミシンを使い、甲側も掌革も総て縫い目が見える縫い方。
図4)全内縫い(袋縫い)・・甲側も掌革も縫い目が見えない縫い方。
図5)全外縫い(ゲージ縫い)・・本縫いミシンを使い、部材をつきあわせて縫い、甲側も掌側も縫い目が見える縫い方。
革服飾用手袋の基本パターン
革手袋縫製の基本パターン