皮革用語詳細
用語
破裂強さ試験
--はれつつよさしけん--
Bursting strength test
意味
試験機に面で力を作用させ破裂させたときの強さを測定する試験。革では銀面割れ試験として、JIS K 6548 : 1995やISO 3379 : 1976 (IULTCS/IP 9)で規定されている。また、ASTM D 2210-00 (Reapproved 2004)にミューレン型試験による皮革の
銀面割れ試験
が規定されている。繊維では、ミューレン型破裂強さ試験機及び定速伸長型破裂試験機による方法がJIS L 1096:2010に規定されている。
ミューレン型破裂強さ試験
は、クランプ部分が図のようになっており、圧力室の上面にゴム膜が取り付けられており、この上に試験片をクランプで保持し、ゴム膜を介して油圧を作用させ、破裂するときの最大強さ(圧力)を圧力計によって測定する。
A:ゴム膜
B:試験片
C:クランプ
D:加圧液体
E:流動方向
≪ミューレン形破裂強さ試験機のクランプ部分≫