皮革用語詳細

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用語
姫路白鞣し革 --ひめじしろなめしがわ--
Himeji white leather
意味
別名を姫路革といい、古くは白靼<しろなめし>、古志靼<こしなめし>、越靼<こしなめし>、播州靼<ばんしゅうなめし>ともいわれた。塩と植物油(菜種油)だけで大型の牛馬皮(ハイド)を鞣した独特の皮革をいう。現在では、もみしぼを生かして財布、ぞうり、バッグ類、文庫などに加工され、姫路の特産品となっている。
特徴となるのは3点で、河川流水による前処理(毛抜き)と化学薬品を一切用いないで半乾性の植物油と徹底したもみの反復によって柔軟化を達成していること、そして銀面が白く仕上がることである。
≪姫路白鞣し革製の鞍≫
≪姫路白鞣し革製の鞍≫