皮革用語詳細

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用語
ヘビ 
Snake,Serpent
意味
学名はSerpentes。有りん(鱗)目ヘビ亜目に属する四肢の退化したは虫類の総称で、有りん目にはこのヘビ亜目とトカゲ亜目とで構成されている。地球上に、11科417属2389種存在するといわれており、ワニ、トカゲなどに比べてワシントン条約上取引可能な種は数多くある。ヘビ革は、個性的な斑紋やうろこ模様を持ち、皮革ファッションには欠かせない素材の一つである。皮革用として利用されている代表的なものとして、アミメニシキヘビ(ダイヤモンドパイソン)、ビルマニシキヘビ(モラレスパイソン)、ヒイロニシキヘビ(レッドパイソン)、アフリカニシキヘビ(アフリカパイソン)、アナコンダボアコンストリクター(ボア)、キングコブラ(コブラ)などがある。また、比較的小型のヘビとしてナンダ(ウイップスネーク)、ヤスリミズヘビ(カロング)、エラブウミヘビ(エラブ)などもうろこ模様に変化があり、皮革製品のワンポイント使用として利用されている。