皮革用語詳細

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用語
切り目 --きりめ--
Cut edge
意味
1) ハンドバッグなどの仕立ての一つ。材料(この場合、タンニン鞣し革が適材)を鋭い刃物で裁断し、そのままの状態で縫いあわせる。露出した材料の断面は染料を塗り、ワックスなどで磨き上げ仕上げる。特にヨーロッパで発展した手法。(こば磨きともいう)。
2)ベルトの加工方法で、中級品から普及品の仕立て方。表材の皮革と裏材(主に合成皮革)を高周波加工、あるいは接着剤で貼り合わせ、それを打抜型でベルトの形状に切断した後、切り口面を光沢剤などで仕上げる。