皮革用語詳細
用語
合成皮革
--ごうせいひかく--
Synthetic leather
意味
皮革の人工代替品。人造皮革ともいうが、日本では
人工皮革
とは区別している。
擬革
(イミテーションレザー)と合成皮革の明確な定義は無い。人工皮革と合成皮革を総称して合皮あるいはフェイクレザーと呼ぶこともある。合成皮革はビニルレザー(擬革)を改良、発展させたもので表面層のみを天然の革に似させている。織布、編布、不織布などを基布とし、基布上に塩化ビニル(PVC)、ナイロンスポンジ(PA)、
ポリウレタン
(PU)などの多孔性の合成樹脂を塗布したあと、さらに仕上げ層として変性ナイロン、ポリウレタン、ポリアクリル樹脂などを塗布してひな(雛)型紙を使用したり、エンボス加工で皮革に似た外観を与えたりしたものである。外観、風合いは
ビニルレザー
より革に近く、
靴
、
ハンドバッグ
、
鞄
、履き物、衣料、家具、ベルト、車両などに使用されている。