皮革用語詳細

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用語
コンドロイチン硫酸 --コンドロイチンりゅうさん--
Chondroitin sulfate
意味
 粘性の強い生体高分子(ムコ多糖類、ムコイド)。動物体内にみられるグリコサミノグリカンの一種。コアタンパク質と呼ばれる核となるタンパク質に共有結合したプロテオグリカンとして存在する。特に軟骨や皮膚などの細胞外マトリックス(細胞外基質)として多く含まれ、コラーゲンとの関連が深い。薬品の浸透や製品革の風合いへの影響が大きく、製革工程中の石灰漬けのような準備工程で皮から除去される。
≪コンドロイチン硫酸A≫
≪コンドロイチン硫酸A≫