玉縁
- 読み方
- たまぶち
- 英語
- Beading
- 意味
- 1)甲革縁部のしまつ方法。ビーディングともいう。甲革縁同士又は縫い合わされた甲革と裏革間に別の革片やテープなどを挿入する。
2)鞄やハンドバッグなどの仕立てでかぶせや胴版のへり全体を、細い帯状の革でくるむ工法。あるいはこの工法で仕上げられたへりの状態。「玉べり」ともいう。表面からミシン目が見えない縫い返し系の玉くりと、玉くりの上からミシンを掛けるパイピング(piping)系の玉くりがある。いずれも、ほつれ易い布地や雑材に多く使われる工法である。
- 関連リンク
- 玉(革)