石灰塗布法 | 皮革用語辞典

意味: 　脱毛剤として水酸化カルシウムと硫化ナトリウムの混合物を水で泥状にしたものを調製し、これを皮の裏面（肉面）に塗る方法(ペイントライミングともいう)。山羊皮、羊皮、子牛皮などの小動物皮に用いられる。銀面の滑らかな、しかも、ち密な皮を得るためにもこの方法が応用される。部分的に塗布量を変えることにより、皮組織の弱い部分を保護できる利点がある。