皮革用語詳細

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用語
肌理 --きめ--
Grain pattern
意味
 きめの語源は、木目<もくめ>や木材の表面の状態を表す木目<きめ>から派生したといわれている。
きめは銀面など表面の細かいあや。また、それに触れたときの感じをあらわす。きめが細かい状態は弾力性のある皮丘、皮溝が整然と並び、毛孔が小さいことをいう。
きめは革の外観的品質を評価する重要な項目の一つで、天然革本来の銀面の状態(模様)。原皮の種類により特徴があるが、製革工程によっても影響される。官能検査では、毛孔が大きく開口し銀面の隆起(皮丘)が大きいときはきめが粗いとし、毛孔の開口が小さいときめが細かいと評価される。年齢の若い革ほどきめが細かい。
関連リンク
官能検査しぼ