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読み方
かわ、かく
英語
Leather
意味
動物の皮を脱毛し、鞣して得られる製品で、レザー、鞣し革<がわ>、革<かく>、本革<ほんかわ、ほんがわ>ともいう。また、鞣していない生皮<なまかわ>は革と区別されるが、両者を併せて皮革<ひかく>と称する。毛皮は毛をつけたまま鞣したもので、毛付きの原料皮を含めて広義には皮革に含める。原料となる原皮は、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、ブタ、シカなどの哺乳類のほか、ワニ、ヘビ、トカゲなどのは虫類革が用いられるが、牛皮の使用量が最も多い。皮を鞣すことにより、腐敗し難く、柔軟性耐熱性吸湿性耐水性や耐久性がある実用性に優れた革になる。鞣し方法は、クロム鞣し植物タンニン鞣し油鞣しアルミニウム鞣し(明ばん鞣し)など多くの種類があるが、クロム鞣しが最も多い。それぞれ特有の性質を有し、用途もそれを生かして、甲革底革ハンドバッグ手袋革衣料、家具用など、日常生活に係るものが非常に多い。
JIS K 6541:革(レザー)-用語では、国際標準化機構の国際規格(ISO規格)と同様に、革(レザー)を次のように定義している。「皮本来の繊維構造をほぼ保ち、腐敗しないようになめした皮」と定義している。さらに、注釈として「毛は除去したものも、残っているものもある。」、「仕上げ塗装、又は表面層を付与したものは、仕上げ塗装、又は表面層の厚さが0.15mm以下のものを革(レザー)という。」、「革(レザー)を機械的、又は化学的に繊維状、小片又は粉末状に粉砕し、樹脂などの使用の有無にかかわらず、シート状などに加工したものは、革(レザー)とはいわない。」、「天然皮革又は本革ともいう。皮革という用語も使用されるが、皮革は皮及び革(レザー)を総称する用語である。」、「革(レザー)及び皮革という用語の使用は、ここで定義されたものだけに使用してもよい。この規格に規定されたものを除き、人工的な材料の名称として使用してはならない。」と定義した。
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