銀剥き仕上げ
- 読み方
- ぎんむきしあげ
- 英語
- Corrected grain
- 意味
- 着色剤として顔料を含む塗料を使用する革の仕上げ方法。銀付き仕上げと区別するために使用される語である。この作業はガラス張り乾燥、銀面のペーパーバフィング、塗装、アイロンがけなど、一連の操作の組み合わせからなる。大判の成牛皮から甲革の均質な多量生産が可能である。この場合、塗装は樹脂含浸(タイトコート)、下塗り、中間塗装、上塗りの順で施される。顔料を含んだ塗料(主として合成高分子樹脂バインダーを含む)を使用するのが特徴で、銀面のペーパーバフと顔料の隠ぺい力によって銀面の損傷をある程度隠すことができる。ガラス張り仕上げ、銀剥き仕上げとも呼ばれる。