ろうけつ染め(﨟纈染め、蝋纈染め)--Battik
- 用語
- ろうけつ染め(﨟纈染め、蝋纈染め)
- 読み方
- ろうけつぞめ
- 英語
- Battik
- テーマ
- 染める
- 解説
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ろう(蝋)染めのこと。古名をろうけち(﨟纈)という。ろう、パラフィンワックスで部分的におおって防染することにより、模様を染め出す方法、およびその染色品。近代のろうけつ染めは古代のろうけちとは異なり、ジャワのバティック(ジャワ更紗)などを発端とするもので、ろうを筆につけて模様を自由に描く方法で行う。
古くから布類に行われてきたが、最近は手芸的な革染めなどにも応用されている。
革のろうけつ染めは、染色しない部分を防染剤でおおい、全面に染料液を塗り、その後防染剤をはがして模様を出す。ろうのきれつ(亀裂)によって、独特な模様が入ることも特徴である。